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今日の伝言板



心臓病について考える

2018年03月11日


著名人が心臓病で急死されることが時々報道されます。そんな時私自身もハットして食生活を見直したり漢方薬を飲むように心掛けますが時間が経つといつの間にやら忘れてきて忙しさにかまけてしまう毎日になってきます。
しかし、考えてみますと私自身の周りにも心臓病を患って亡くなっていった人が何人かはいます。
私の父ですが心筋梗塞を数年患って肺水腫を起こして亡くなりました。さらには、知り合いが朝の3時に発作を起こして救急搬送されましたが9時には亡くなりました。
心臓発作はあっという間に勝負がつくので癌より怖いと思っています。また日本人の死因のトップとも言われており、予備群もたくさんいるということです。
ということで、最近は心臓病への相談が増えてきました。そんな折友人から相談があり最近になって不整脈がよく起こり知り合いの内科へ行ったらどぎつい色のカプセルの抗不整脈薬が処方されたので内容を調べたところ副作用も怖いので漢方薬でということでした。
漢方薬が新薬と大きく異なるところは、「未病を治す」ことにも利用できるということです。
そのような症状にならないように未然に防ごうということで、私はここに紹介する丹参という生薬に興味を持っています。
私自身この生薬についてはかなり前から研究しており、血液中に酸素を取り込む力も強いということです。
ということでこの生薬を使った薬方に力を入れています。私も妻も毎朝一包づつ飲んでいます。
さらには、これを使った薬方を飲む前と飲んだ後の脳のサーモグラフィーの写真を載せますが、
これだけ血流が増えて温度が上がれば認知症なんかにも利用できないかなあとも思います。



写真は阿部博幸、路京華 著(リヨン社)「脳と心臓の血管は丹参で蘇る」より

Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 23:55Comments(0)最近思うこと

寒い冬に高血圧の人の注意すること

2018年01月30日

中年以上になると血圧が高くなる人が多くなってきます。漢方でいうところの臓証で言いますと、腎、肝、心などに由来するものと思われます。
またこれらの複合も考えられます。
大抵の人は降圧剤を飲んでおられるようです。私のところにも漢方薬を希望される人もたくさん来られます。
ただ降圧薬だけではなくあらかじめその因を調べて、その部分の改善薬も同時に処方させていただいていますので、
血圧が安定するばかりではなく、体全体の調子も整えていきますので、その結果体調も良くなってくるので喜ばれています。
さて、この前質問がありましたので大事なことですので書かせていただきます。
質問は「最近になって(1月中旬)朝布団から出る前に、頭が熱くなっていて少し動悸のする時もあり、血圧が上がっているように思う」
「布団から出るのは寒いが、漢方薬を飲んでいるから大丈夫と思ってそのまま起きている」というような内容でありました。
以前も同じような質問があり、その時の対処法を今回もお伝えしました。
まず、漢方薬であろうが新薬であろうが、薬を飲んでいるから大丈夫だろうというような考えは絶対にやめてもらいたい。
よく聞く話に、風呂場で倒れることがありますこれをヒートショックと呼ばれていますが、脱衣室と風呂場の温度差が問題になります。従って、脱衣室もあらかじめ暖房でよく温めてから入るようにすれば、ずいぶんと防ぐことができます。

これと同じことで、布団の中は温まっているが、部屋の空気は冷えています。布団から急に出るとゾクッとします。
これは体にとっては良くない状態です。夜中にトイレに起きる場合などかなり着込んでいかねばなりません。私が子供のころには外に便所があって、冬に用を足しに行くのが恐怖でした。しばらくして家の中にトイレができたときはものすごくうれしかった記憶があります。
私も高齢になってきましたので、冬にはどのように対処しているか少し書きます。
先ず風呂に入る時には脱衣室もスティームで充分に温めておきます。そうすることによって温度差はなくなります。脱衣室を電熱か何かの方法で温めておくようにしてください。
次に寝る場合には寝室も少しエアコンで温めておきます。そして、帽子をかぶって寝ます。フリースの大きめの帽子です。
この帽子をかぶることによって、体全体が温まります。帽子をかぶるようになってから、風邪をひかなくなってきました。少々の鼻水や咳は止まってきます。特に洗髪した後はヘアードライヤーで乾かした後でも、気化熱で冷えてきます。このまま寝て部屋が冷えてきますとかなり堪えます。帽子をかぶりますとその違いがよくわかります。特に、よく咳をする、鼻水を流しているような子供さんにはその効果てきめんです。
で、私も高齢の域に入っていますのでやはり血圧や心臓が心配ですので、次のように対処して予防しています。、
①寝ている時に頭を冷やさないように帽子やタオルケットなどをかぶっています。
②布団から出るときにはリモコン操作で温風を出して部屋を暖めてから起きています。
③夜中喉が渇くような時には枕元にポットを置いて温かい湯を飲んでいます。
薬を飲んでいるから安心ではなくて、ちょっとした工夫で日常生活見直せば、大きく助かります。





Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 19:00Comments(0)最近思うこと

しもやけについて

2018年01月20日

最近なぜかしもやけで困っている人が多いということですが、私の目から見れば、当然のことかなあーと思います。
何故なら、若いお母さんや女性の方普段から冬でも冷たい飲み物をよく飲んでいらっしゃる、服装も体裁をかまってか、薄着の人が多い。
昔は、しっかりした下着を着ていたように思う。最近はフリースとかダウンの上着をよく着ているのを見かけるが、下着をしっかりしたものを着なければ、体温を保つことが難しい。
中国から来た女性の薬学者に聞くと、日本の女性は冬でも薄着の人が多い、そして、冷たい飲み物を冬でもよく飲んでいるのを見かける、顔色も白っぽい
おそらく、体温も低くて血虚の状態あれでは妊娠しにくいでしょうね、不妊症の講演会に来ていたのでこのようなことを言っていたのですが、ようするに
「しもやけ」も低体温で血液の流れも非常に悪い状態で症状が出てきます。
漢方薬には血液を温め循環をよくする薬方があります。過去の一例を紹介します。
重い糖尿病でインスリンをうたれていた50代の男性の方ですが、数年前に糖尿病を漢方で改善したいということで来店されました。その当時は、夏になると暑さで体力を消耗し、低血糖状態になりその都度飴を口に入れて仕事をされていました。コントロールもなかなか難しく仕事を休んでよく横になっていたそうです。この状態は今は改善されてインスリンもうたずに健康になっておられます。
で、その時の話ですが、糖尿病の人は血液の循環が非常に悪く、毎冬しもやけになる人が多い。それがすすむと足を切らなければならないような状態になってきます。現に、壊死をおこして足を切り落とした人が集団で生活している療養所があります。
この方も血豆ができるのでそれを削り取るのですが、非常に痛くてつらい思いをされていたのですが、血液を温めて流す漢方薬と赤乾姜を飲んでいただくようになってからは、冬になってもしもやけになることもなく、快適であると言われています。その方は夏でもそれを飲んでおられます。冬に備えてです。

どういうことかといいますと、冬を快適に過ごす、しもやけにならない、風邪もインフルーエンザにも打ち勝とうと思えば、夏の過ごし方が大切なのです。夏に冷えすぎてはならない。体温を保っておくと冬がしのぎやすい。
最近はこのような生活の知恵を授けてくれる人もだんだんと少なくなってくるね。
Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 19:00Comments(0)最近思うこと

非定型抗酸菌について

2017年09月23日


来店されるお客様の中で時々「非定型抗酸菌」と言われたが、どのような病気でどのように対処したらよいか、さらに薬についての質問などを聴かれます。
私がこの名前を知ったのは、病院時代の友人がこれに罹って相談に来たことがありました。今から7年ほど前のことです。
聞くと、咳が続くようになって、ある時痰を見たらピンク色のところがあったので、びっくりして調べたら非定型抗酸菌に罹ていることが分かった。ここで問題が起こった。この治療薬は抗結核剤と同じ物を使用するということなので、彼は考えた。
これらの薬は多分に副作用が強いので長期間飲むわけにはいかない。それで、私のところに相談に来たわけなんだ。
私も初めての名前なんで古い文献を調べた。ある漢方の薬方があって新薬が出る前は結核患者にはこれを使っていたということで、これでも結構元気になって再発もなく長生きをした者もいるということが書かれてあった。
それで友人にはその薬方の変方を考えて飲んでもらうことになった。
約8か月ほど飲んでもらった時点では、咳も収まり、痰もあまりでなくなり出てもピンク色はもちろん濁りもないということだったのでこの時点で
薬を止めることになった。それから7年時々会って談笑するが、すっかり元通りの元気な状態になっている。
しかし、続いて聞いたことであるが、知り合いの女性の母親(当時68才)がやはりこの病気にかかって、病院で出された薬を飲んでいたのだが、4か月経ったころに急に体調が悪くなり、亡くなってしまったということを聞きました。これは私の想像ですが、薬の副作用に耐えられなかったのかなあと思いましたが。
このときに初めて「非定型抗酸菌」というのを知ったのですが、それ以来、時々そのような人が相談に来られます。

では、「非定型抗酸菌」とは何なのかなあと少し調べてみました。抗酸菌には結核菌とかライ菌などがあって、それ以外のたくさんの種類の抗酸菌をまとめて非結核性抗酸菌(非定型抗酸菌)と呼ばれています。これらは土の中、水の中など一般の環境の中にいるそうです。
その中でも、人に病気を起こす非結核性抗酸菌はたくさんあれど、中でも頻度が高いのが、アヴィウム菌とイントラセルラーレ菌ということです。そして、アヴィウム・イントラセルラーレ菌の複合体をMAC菌と呼ばれています。次に多いのがカンサシー菌ということです。
*マック菌は非結核性抗酸菌症の原因菌で70~80%で薬が効きにくい、長い治療期間
*カンサシー菌は全体の15~20%で都会に多いと言われています。結核によく似ていて抗結核剤が有効とあります。
で、結核菌と違うところは、結核菌よりも弱くて、人から人には感染しない。と書かれてあります。
が、ではなんでそのような人の相談が増えてきているのか不思議です。何故なのか今世界中で研究されているそうです。
健康な中高年の人にも発症して、特に女性に多いと書かれています。私の店への相談も最初の友人以外はすべて女性です。

どのような症状が出るのか。
それに罹っていてもほとんど自覚症状がない。コンコンと咳が続き、痰も増えそのうち痰に血液が混ざってピンク色を見出す。
友人はまさにそのようでした。
病院では、胸部レントゲン、CT、喀痰検査、気管支鏡検査などをします。
MAC菌、カンサシー菌にしても治療法は抗結核剤2~3剤(SM、KM、INAH、RFP、EBなど)と抗生剤が併用されます。
私の友人はもちろん専門ですからこのような薬を何年も飲めばその副作用はどんなものかよく知っているので、漢方薬を選んだと思います。
彼も最初は漢方薬でとは思ったものの半信半疑だったのです。わたしももちろんそうでしたが、約8か月煎じ薬を飲んでその後症状が消えて現在に至っているのは事実ですから、漢方薬でも場合によればこれだけの力があるのだなあとつくづく実感させられた次第です。
余談ですが、私が病院を退職する時にある研究会で聞いたことですが、その当時で、日本で結核患者は1時間に150人の割合で発生しているということを聞きました。
Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 18:00Comments(0)最近思うこと

手足口病とウィルスと板藍根について

2017年08月03日




最近ニュースで「手足口病」の記事がよく書かれていて、お客さんで口の中に水疱がたくさんできて痛くて水も飲めない人がこられます。
手足口病とかヘルパンギーナとかヘルペスとかインフルーエンザなんかの原因はウィルスと言われています。細菌ではないので抗生物質はダメで抗ウィルス剤「アラセナ」とか「ゾビラックス」なんて名前の薬品があったように記憶しています。
さて、ウィルスはいつも身近にいて抵抗力が弱った時にやられると言われています。
子供がプールに入ってウィルスをもらいそれが親に移るケースが多いと思います。しかし同じプールに入っても病状が発現する人としない人とがあります。この差が体の抵抗力の差なんでしょうね。冬のインフルーエンザも同じことですね。
ではどうしたらこの抵抗力をつけることができるんだろうか?この抵抗力というのはいったい何なのかを考えてみますと、私がいつも問題提起している血液なんですね。この中にウィルスや細菌と闘ってくれる兵隊さんがいるわけで、最近はこの兵隊さんの少ない人が多いのかなあ?
また兵隊はいるのだが、戦うだけの力がない。冷たい物ばかり食べていると体が冷えて、兵隊の戦う力が落ちる?
さて、私が漢方薬局を開店した当初ある勉強会でChineseの研究者と話をする機会があり、次のようなことを聞きました。「Chinaでは10月ごろになると、学校で生徒らに板藍根というのを無料で配布する」ということを聞きました。インフルーエンザに罹らないようにするためということです。で、私もその製品を採用しました。そしてたくさんの人に飲んでいただきましたが、これを飲んでインフルーエンザに罹らなかったかどうかまでは確認できませんでした。
しかし、赤乾姜を飲まれた方では、風邪をひきにくくなってきたとか、インフルーエンザに罹らなかったとかいうことは多くのお客様から聞くことができました。赤乾姜はショウガのエキスですが、これを飲むと体温が上がって体がほこほこします。体温が上がると抵抗力も上がってきます。
ということで、私としては、板藍根よりも赤乾姜の方にその効果を認めていたのですが、ここ最近になって、ある資料から板藍根と乾姜の組み合わせを知り、ハタっと納得した次第です。













どういうことかと言いますと、板藍根と赤乾姜を一緒に飲むということです。これをすることによって板藍根の力が発揮できるのではということです。板藍根の抵抗力を乾姜で体温を上げることによって倍増させるのではということなんです。
左側の記事で黒い線でなぞらえているところには、板藍根エキス剤は抗生物質の効かないウィルス性疾患に西洋薬の総合感冒剤くらいの働きをしてくれる、とあります。
また右側の記事の赤線で囲ったところを、書き出しますと、
①抗ウィルス作用:感染の予防、体内増殖を抑える作用
②抗菌作用:細菌感染予防、体内増殖を抑える作用
③免疫力増強作用
④解熱消炎作用
とあり、よく発熱する人、風邪をひきやすい人、口内炎やヘルペスのできやすい人、細菌性の下痢、お腹を壊しやすい人、すぐにのどの炎症を起こす人、ニキビが化膿しそうなとき、などと書いてあります。
それと、板藍根そのものだけでも解熱消炎作用は強いと書いてあり、板藍根と同時に解熱作用のある漢方薬や化学薬品とは併用しない。
ということで、ウィルスに感染しても新薬だけに頼らずに、このような昔からあるものでウィルスに打ち勝つだけの抵抗力ができると思いますので、一度お試しください。
現在手足口病に対してどのくらい抵抗力ができるものなのか実験中です。
それから、口の中に水疱ができた場合には、黄連剤が効を奏しました。

Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 20:00Comments(0)最近思うこと