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化学物質について考えてみよう、その1

2014年09月12日

化学物質について考えてみよう、その1
みなさんこのようなパンフレットを見られたことはございますか?おそらくほとんどの人は知らないと思いますが、これは環境省が配布したエコチル調査「子どもの健康と環境に関する全国調査」
副題として、「子どもの発育に影響を与える環境リスクを明らかにするために」とあります。
化学物質について考えてみよう、その1
これは1ページ目ですが、子どもがとりわけ化学物質などの環境汚染に傷つきやすいものであるということは、まぎれもない事実です。と、
さらに今、子どもたちの間で心身の異常が年々増加していることが報告されています。
左側のグラフは「わが国における児童等のぜん息被患率の推移」とあり、幼稚園、小学校、中学校、高校の被患率を表しています。
右側のグラフは「わが国における先天異常発生頻度の推移」とあり、ダウン症、水頭症、二分脊椎症、尿道下裂の発生頻度が書かれています。その他、免疫系疾患(アレルギー、アトピーなど)の増加、代謝・内分泌系異常(小児肥満、小児糖尿病など)の増加、生殖異常(不妊、流産、男児の出生率の低下など)の増加、神経系異常(自閉症、キレやすい子、LD学習困難など)の増加が報告されているそうです。
3ページは全国調査の実施について書いてあります。化学物質について考えてみよう、その1


さて化学物質といわれている物が、どんなものがどのような形で体に取り込まれているか、考えてみたことありますか?
まずは、一般的な家庭でのことを考えてみましょうか。
起床して、顔を洗う(水道水、歯磨き剤、ひげそり、化粧品、など)
      食事(ハム、ソーセージなどの加工食品、干物、漬物、パン、野菜、果物、など)
      外食(おにぎり、菓子パン、サンドイッチ、ジュース類、)
      ドラッグで買ったり、病院でもらう薬などなどですが、
こうしてみてみますと、朝起きてから床に就くまでの間でも相当量の化学物質が体内に取り込まれていることがわかります。

さて、化学物質といわれてもいま日本でいろいろな面に使用されている物は、だいたい4000~4500種類といわれております。
欧米ではすでに5000種を超えているそうです。
これからは、増えることはあっても減ることは絶対にないと思います。
しかして、これらをどのように考えて対応していくか、が大きな問題となります。
我々が望もうが望もまいがメーカーが勝手に入れてくる、のが現実でね。これをどう考えたらよいのかなあ?
とにかく、化学物質についてどんな物があるのか、どのように使われているのか、知ることが第一、
そこで、大きく分類してみよう。
まず、指定成分といわれている物、食品に入っている物、歯磨きや化粧品などに使われている物、洗剤や芳香剤などに使われている物、
野菜や果物などに使われている物、環境ホルモンのような作用をしている物
これくらいに分類して考えてみようかな。







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Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 12:00│Comments(0)皮膚病について

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