今回は、お尻について考えてみたいと思います。
2017年04月06日
ギリシャ彫刻、ローマ彫刻でもまた絵画でもそうですが、私は男性像、女性像を問わずしっかりしたお尻や頑強な肩、ふっくらした乳房には何か力強さと豊かさなどの魅力を感じます。むかし、エジプトに行った時にルクソール美術館に行ったことがあります。カイロ博物館とは全く違って、明らかにローマ彫刻の様式が入って来ていたのを思い出します。
しかし今回は彫刻について蘊蓄を述べるつもりはありませんで、お尻に集まっている排泄器官と他の付属器官について考えてみたいと思います。
肛門、尿道、膣、前立腺、子宮など大切な器官が集まっています。普段は服に包まれて見えませんが、体内で代謝されて不要になったものが出て行くところです。出て行くところが不調になったら入るものも入ってきません。それだけに非常に大事なところだと思っています。
で、今回なぜ取り上げようと思い立ったのかと言いますと、私自身もある器官が不調になりつつあるのです。
そんなことを考えているとそのような話が次々と入ってきたのです。
他ではなかなか言いにくいのですが、といいながら私の顔を見るとドバっとぶちまけてくれます。ありがたいのですが、俺の顔ってそんなに言いやすい顔してんのかなあーと思ったりしますが?
まあそんなこんなで、皆さん人には言えないことをじっと我慢して毎日送ってんだなあとつくづく考えさせられました。
で、私も含めて何とかしなくてはならないなあと思い、もう一度改めて研究しなおすことにしました。
今回私に話された内容をまとめてみますと、
ある女性(60代)の話で公衆浴場で湯につかっていると、便意を催してきたので急いで便所に行こうとしたのだが途中で出てしまった。
ある男性(70代後半)の話で家の風呂に入っていると気持ち良くなって中で便をしてしまった。週に2~3回起こる。
ある男性(80代半ば)の話で椅子に座って人と話をしている最中に、尿意を催してズボンの裾からザーと流れ出てしまう。
ある男性(60代半ば)の話でおしっこが充分に出ない、かなりの量が膀胱に残っている。
ある女性(60代)の話でパソコンの後本を見ると焦点がなかなか合わなくて困っている。
ある女性(60代後半)の話で子宮が何かの拍子に出てしまう。
ある男性(60代)の話で便を出した後脱肛状態になって、手で押し込もうとするがなかなか入らない。
血管のもろさも血管平滑筋の劣化らしい。
とまあこのような話が続けて入ってきました。
さらには、痔をお持ちの女性もかなり多いということも話の中でわかってきました。
私自身も他人事ではなくなってきました。
パソコンで仕事をした後に本を見ると全く焦点が合わない。1.5倍、2倍の眼鏡を付け替えてはいるが、ほとんど用をなさない。また、尿意を感じて我慢していると陰部に灼熱感が起こり、少し漏れてしまうこともあります。
本当に困った年になったもんだ。
これらのことは中医学では中気下陥と言われるようで、内臓を支えている平滑筋の筋力が弱ってきて、重力に支えきれずに垂れ下がってくるということです。次回個々に研究したことを、載せていきたく思っています。
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Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 22:19│Comments(0)
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