花咲爺さんは長生き
2017年04月25日
久しぶりの「丹波だより」です。4月15日から23日までの間丹波商工会のイベントに参加していたために、花の摘み取りが一週間ほど遅れました。23日の午前中に妻と一緒に採りに行きました。昨年とった花を塩漬けやアルコール漬けにしてクッキーなんかに入れて焼くと、甘い中にもピリッと塩味があり、またピンク色が全体にアクセントをつけます。一味違ったクッキーやマフィンが出来上がります。
一週間遅れたことでほとんどが開いてしまい蕾がなかなか見つかりませんでしたが、上の方に少し残っていましたので、長い枝切りバサミでなんとか採取できました。ところで、もう一つ楽しみがあります。昨年分かったことなんですが、普通は下から見上げて「ああ綺麗だな」という程度なんですが、脚立に上って満開の花の中に入ってしまうのです。するとね、そこには別世界があります。
一面のピンク色の中に得も言えぬ芳香が漂い、気持ちも落ち着きなんだか楽しくなっていくのが分かります。
ふっと目の前に妖精が飛び交っているような錯覚にも陥ります。何とも言えぬ不思議な気持ちになります。
しばらくはこのままじっとしていました。まるで花咲か爺さんになったような気分です。
昔読んだ本の中で、余命わずかの主人公が夢の中できれいな花のじゅうたんの中に横たわっている幼い頃の自分の姿を見ていて、夢から覚めたら重い病が消えていたという話や、また、大木に寄りかかっているうちにその大木がその人の病を吸い取ってしまう夢を見て、夢から覚めると本当に病気がなくなっていたという話なんかも非現実的とはいえないなあと思っています。
また、来年が楽しみです。
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