あうん堂について漢方を考える町の駆け込み薬局として症例のご紹介ご相談の流れ料金について


今日の伝言板



大腸ポリープについての一例

2018年06月20日

2016年(平成28年)の夏ごろでしたか友人で獣医師のNさんから電話があり、内容は自身の大腸ポリープについてのことでした。
彼の兄は昔大腸がんで亡くなっているという話から、彼自身にも大腸ポリープがあり、以前診察してもらった時には扁平状態のが約100個近くあり、今すぐには問題はないということだったのが、この度診てもらったところ「このままほおっておいたらよくないかも」ということだったので、
私に相談をしてきたという次第でした。
で、私は知り合いの病院関係者に聞いたところ、内視鏡を使って一個一個摘み取るんだそうな。ただし原因そのものは摘み取られていないということでした。
ポリープというのは漢方的な考えでは「腫れ物」と捉えて、それに対応する薬方を2種類飲んでもらうことにしました。私としてはポリープが消えてくるということには確信があったのですが、それがどのくらいの時間で何%減少してくるのかはまだ未知数でした。
で、7月の下旬ごろにその薬方2種類を送りました。それから約9か月ほど経った今年(2018年)の5月頃でしたか電話があり、その後の結果を診てもらったところ、なんと、100個あったポリープが10個にまで減少していたという結果を聞いて、彼自身はもとより私もびっくりした次第でした。本当に良かったし嬉しかったです。ここまで来たら完全に消えるまで飲むことにしようと張り切っていました。
さらに、嬉しいことがありました。そのポリープの薬方を送るより前に、胆石の漢方薬を煎じ薬で送っておりまして、それの結果についてはまだ聞いていませんでしたが、この度同時に診てもらったところ。3個あると言われていたのが1個に減っていたということで、二重に喜ばれました。
胆石については中成薬の処方を参考にしました。

Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 21:30Comments(0)悪性腫瘍について

ガンで悩まれている人一緒に研究しましょう

2014年09月01日

過去に親友はじめ友人が立て続けに亡くなって行ったことで、疑問を持ち私なりに研究を始めました。しかしそのことは、私個人のことであって外には言うことはしないと決めていたのですが、ここ最近になって、身近な方々の中にも悪性腫瘍のことで悩んでいる方が多いということがわかりました。
この前のことですが、母の戦友の方(日赤の看護婦さんで満州に行き戦後捕虜となってシベリアのハバロフスクに収容されていた方です、母も同じ所にいました)
から連絡があり、3年前に直腸がんを患って、手術ができないところらしく、抗がん剤をいろいろやってきたが、副作用が強くてもう限界にきているので、抗がん剤は止めてもらって、今は何もしていない、ただ痛み止めを飲んでいるだけなの。
しかし、年老いた主人がいるので、先には死ねないので何とかしたい。ということでした。
彼女は戦後帰って来てから、保健所に勤められていたということで、新薬についてはそれなりの知識がありましたが、それ以外の療法という考えについては全く気が付かなかったようです。
この方には、絶対に長生きをしてほしい、母の分も生きてほしいと思い早速飛んでいきました。
食事の注意、体温の保持の仕方、その他いろいろ話をしました。病院の療法ではもう期待できないと分かったので、いまは真剣に取り組んで戴いております。
一人で悩んでいる人がいかに多いことか。しかしどうしたら良いかもわからない。そのような人に少しでも希望を持つことができればとの思いで、このブログに載せることにしました。

この十年の間に悪性腫瘍の方もたくさん来られました。肺、乳、大腸、腎、子宮、直腸の方々です。
病院で手術や抗がん剤治療をやりその後自宅におられる方です。いわゆるがん難民といわれている方です。
お会いしていろいろお話を聞いているうちに、皆さんに共通していることがあるように思われてきました。
特に、ターミナルケアーでされていた方は、実にいろんなものを食べておられました。栄養をつけるということで。

私は、漢方の世界でよく言われている「食養生」の考え方やその他の考え方を合わせて食事というものを見直しました。
すると、普通の状態の人、軽い病気にかかった状態の人、非常に重い病気にかかった状態の人、またどこの臓器がダメージを受けているかなどを考えますと、一様に同じ食事内容では体に受ける作用が違うということがわかってきました。特に生死を分かつような状態の人では重要な意味を持っているように思えます。

私自身別のコラムで書いておりますが、病院時代に付き合っていた建築家で無二の親友であり、将来一緒に事業を起こそうとまで語り合った彼でしたが、すい臓がんということがわかり、彼の希望で一年ほど漢方薬を作って飲ませていましたが、医者が「任せておけと言っている」ということを彼から聞き、じゃあ信じてやってみるか、ということで手術をして、その後寝たきりの状態で、二ヶ月後に他界してしまいました。
ああなんとあっけない、悲しさと怒りがこみ上げてきました。つづいて友人二人が、何故か、同じ膵臓がんということがわかり、いろいろ相談を受けましたが、結局手術を受けることになり、そして二人とも二か月の間に他界してしまいました。最後に私に電話をしてきました。「苦しい助けてくれ」食べたらもどし、下痢をしこれが続いていたということです。しかし私にはどうすることもできなかった。
この後間もなく他界しました。このようなことを経験していますので、悪性腫瘍については人一倍深い思い入れがあります。

私自身がもしそのようになってしまったら、迷うことなく私自身で治そうと決心しています。そのためにも私自身研究しています。
その中で、食事というのは本当に重要な意味を持っているということがわかってきました。
その他に大事なことは、血液と体温です。

食事、血液、体温この三点が人の体を考える上での基本であり非常に重要な要素をもつものと考えています。
マックス・ゲルソン、千島喜久男、西原克成その他の研究者の書を研究していますと、よくわかりました。
悪性腫瘍を持たれている方は自身の体のことなのですから、自分の体がかわいければ人任せにしないで、自分自身でもよく研究して下さい。
実際に私の身近におられる方で、ご自身よく研究努力されてびっくりするような良き方向に向かわれた方々もおられます。
まずは人の体の原点から考えていきましょう。

Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 20:50Comments(0)悪性腫瘍について