体の基本である血液を考える
2024年10月01日
この写真は動脈と静脈の色を著しています。
漢方薬局をとうしていろいろな病状の人とお会いしているうちに
『なぜそのような病状になっていったのだろうか』
『どのようにしたら元の健康な体に戻れるのか』
などを考えていたのですが、すべてを通して共通しているあることがわかりました。
患者さんが不安に感じること
病院時代の話になりますが、最後の○年程お薬相談室にいたことがあります。
お薬相談と言っても色々な苦情を聞くことになります。
その中でも、よくお聞きしたのは「こんなにたくさん薬が出ているが全部飲んでも問題ないのか」というような内容のことでした。
薬は出してもらったのは良いが、種類や数量の多さにびっくりして反対に不安感を覚えるのでしょう。
その時私自身も「こんなに飲んで臓器負担もすごいだろうな」と思ったものでした。
その当時は、漢方で言うような血虚とか瘀血というような概念は持ち合わせていなかったので、それ以上のことは考えることもなかったのです。
しかし、中医薬学や漢方のことを学ぶようになって、血虚や瘀血の概念を学び、さらに血液や免疫の書物を見直しますと、また新たな概念で人の体を見直すことになりました。
西洋医学にはない、血虚・瘀血という概念
血虚とは
中医薬学で血虚とは血が不足していることを指しますが、西洋医学の『貧血』と一致するわけではありません。
ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。ここに血虚の説明が入ります。
最近の若い人の血液の状態
今まで、人の体の血液は皆一様に同じように流れていると思っていました。
しかし実際はそうではなく、流れの良いとこ悪いとこ、血流も充分な量が流れている人、不足している人など、人によって流れ方は異なっています。
血液の動態測定をしますと、最近の人は体温も低く、年齢の若さや血液量にかかわらず、血虚と瘀血状態の人がほとんどです。
血虚と瘀血状態になると、以下のような症状があらわれてきます。
このような状態の人にはまず増血して血液を循環させるというようなことをしなければいけません。
増血することで、低かった体温も自然と上がってくるようになります。
考えてみれば、組織の末端まで栄養、酸素、ホルモンなどを運び、要らなくなったものを肺や尿や便にまでもっていくのもすべて血液を介して行われます。
血液が不足したのでは、それらの働きはまったく意味をなしません。
特に血清タンパクは必要で、血管ももろくなってはダメなので補強しなければいけません。
増血をするために
ではどのように考えていけばよいのか、私自身や家族の体を考えてまず毎日の食生活を見直すのが基本となりますが、今は一昔前のような滋養のある食品を求めてもあまり期待できません。
食品以外で血を補っていくのは、やはり漢方薬ではないかと思います。
化学薬品ではまずそのようなものは記憶にありません。
増血の考えをもう少し漢方薬楽や中医薬学で発展させていきますと、いろいろな病気の基本的なことにも入っていきます。
高血圧症、脳こうそく、視力障害、狭心症、肝臓病、アトピー性皮膚炎、喘息、肩の痛み、腰痛、脊椎間狭窄症、不妊症、子宮筋腫、女性病、手足の痺れ、便秘、悪性腫瘍、外傷など…ほとんどの病気の根本は血液の介在を抜きにしては解決しないのではないかと思っています。
最近では、どのような症状の方がこらえても、血虚、瘀血状態が根底にあると分かれば、必ずそれに対応する漢方を配合するようにしています。
血液と病気の関係の研究はまた別の機会に書きたいと思います。

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Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 17:42│Comments(0)
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