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9月23日の記事

2020年09月23日

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九月も後半に入るとかなり涼しくなってきました。しのぎやすくなってきたのは良いのですが、コロナウイルスの勢いが再び活発化しないかと心配です、この上に鳥インフルエンザが加わってくると大変なことになると思います。マスクもなかなか手放せない状態が続いているので、手作りしようということになりました。晒し木綿を購入したのですが、あまりに白いので妻が草木染めをしてみたらどうかと提案しました。最近は黒とか色柄のマスクがよく見られるようになっていますが、草木染もなかなか良いアイデアと何が良いかいろいろ考えました。草木染は昔からされていて材料の入手もなかなか難しいです。しかしこの度はウイルス対策なので色目よりも、もう一つ付加価値をつけて、抗ウイルスの観点から草木を選別することになりました。
昔から藍染めの色素には抗菌作用があるといわれています。藍の青い色とかメチレンブルーなどの色素には抗菌作用が認められています。漢方に使用する薬草の中にも薬理学的に抗真菌、抗結核菌、抗ウイルス、抗インフルエンザウィルスなどの作用があると認められているものがあります。
事実過去にウイルスによって引き起こされる病気にヘルペス、プール熱、手足口病などがあります。以前子供が手足口病にかかり続いて母親にも移り口の中に水泡ができて水も飲めない状態の方が来店されました。黄連解毒湯を口の中に含んでもらうことにしました。非常に苦い散薬なのですが、しばらくすると水が飲めるようになったと連絡がありました。ウイルスに対しては新薬ではあまり効果はないようですが、漢方薬では意外と早く効くものがあります。
その他にもヘルペスには竜胆瀉肝湯や荊芥連翹湯などがよいです。
そんなことで、色としてはあまりきれいとは言えませんが、抗インフルエンザウイルスと言われている生薬の中でこの度は黄連を使ってみました。一回染めですがうっすらと黄色のマスクとガーゼ、晒し木綿が出来上がりました。抗菌作用もあるようです。
マスク全体を染めなくても、中のガーゼだけを染めても良いと思います。これで作ったマスクやガーゼ、布きんには抗菌作用や抗ウイルス作用があるのではないかと期待してます。
黄連の他にも黄柏、それから紫根にも抗インフルエンザウィルスの作用があるので次回やってみようと思っています。赤紫なので少しきれいな色目に仕上がるのではないかと期待しています。また、お知らせします。





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Posted by 漢方相談あうん堂薬局 at 17:00│Comments(0)

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